管理者付きホスティングサービス

ウェブサーバ・メールサーバ管理をアウトソーシング

ホスティングサーバに管理者は必要?

サイト制作時に制作会社から勧められた共用レンタルサーバを契約することがほとんどだと思われます。サイトが表示されメールが使えていれば特に意識することなくサーバ契約を更新されるはずです。何も意識することなく使えていることは良いことですが、少し意識することでサーバの活用範囲が広がり、同時にウェブ運営の巾も広がります。

ホスティングマネージャはサーバの活用と安全に保守するアウトソーシングサービスです。専門知識不要でサーバ活用ができる管理者付きホスティングサーバとして20年以上の実績があります。
CMSシリーズ(CMS Express・CMS Potencialなど)にパッケージ化しご提供いたします。

サーバを積極的に活用して競合他社と差別化しましょう!

サーバ活用例

サブドメインを運用

例えば、企業によっては取り扱い商品やサービスが多岐にわたり、特定の商品やサービスについては別途サイトを公開して集客した方が良いケースがあります。複数店舗が各店の案内サイト内でブログを公開しSNSと連携させるケース、キャンペーンサイトや展示会向けに期間限定サイトを公開するケース等もあります。

ある特定のサービス・商品に特化したサイト、店舗毎の案内サイト、キャンペーンサイト、期間限定サイト・・・のように目的に応じたサブドメインを発行しウェブサイトを公開できる事は、あまり知られてなかったり知っていてもその方法が分からなかったりします。
直営店・フランチャイズ店など複数店舗を運営していれば、

real-shop.net
本部サイト
tokyo.real-shop.net
東京店
nagoya.real-shop.net
名古屋店
osaka.real-shop.net
大阪店
fukuoka.real-shop.net
福岡店
のように、各拠点にある店舗に特化したサブドメイン(ここではtokyo・nagoya・osaka・fukuoka)を発行して各店が独自に運営するサイトを公開し、本部サイトでは発信できないような店舗ならではの現地・現場の情報を発信することができます。

独自SSLを導入

ブラウザのアドレスバーに鍵マークが表示されページアドレスが「https」ではじまっているウェブサイトへアクセスすることがあると思います。

いわゆるSSL(Secure Sockets Layer)通信と呼ばれ、ウェブサイトへアクセスしているユーザの端末とサーバ間を暗号化する通信のことで通信内容を悪意のある第三者に盗み見されなくします。
オンラインショッピングや資料請求・問い合わせページなど個人情報を扱う場合は必須になります。

また、Googleが提供するブラウザChromeでは、SSL通信に対応していないサイトのアドレスに「not secure」つまり「安全ではない」事を示すようになると言われています。ウェブサイトを公開する側からすれば、SSL通信に対応しておかないと個人情報を大切に扱わない「not secure」なサイト運営者であるとレッテルを貼られることになります。

この事実を知れば、信用を第一に考える企業や店舗なら、運営するウェブサイトの独自ドメインでSSLを導入して常時「secure」なサイトであると表明したいはずです。

その為には、サーバへSSLサーバ証明書をインストールしなければなりません。
インストールが完了すればブラウザのアドレスバーに鍵マークが表示されるようになります。
今後は更に進み、httpsでアクセスするsecureなサイトに鍵マークを表示せず、httpでアクセスするサイトにだけnot secureのラベルを表示すると言われているため、注視する必要があります。

CSR(Certificate Signing Request)という署名リクエストを作成してCA(Certification Authority)といわれる認証局へ提出しSSLサーバ証明書を発行してもらいます。
取得したSSLサーバ証明書をウェブサーバへインストールします。

ここ数年で一気に独自SSL対応のウェブサイトが増えてきました。
今までは導入コストが高いために、個人情報を扱うページにのみ共有SSLを導入するケースがあったのですが、現在はサイト内の全てのページを対象とした独自ドメインによる常時SSLの普及が進んでいます。

このように、サーバへSSLサーバ証明書を導入して独自SSLでアクセスできる「secure」なウェブサイトである事を明示することは、サーバ活用のひとつと言えます。

メール転送(GoogleWorkspaceと連携)

例えば、ふたつのサイトA・Bを運営していて、AのドメインだけでもGoogleWorkspaceを運用しているとメールの運用が効率化されます。専任のウェブ担当者がおけない企業では、問い合わせや見積依頼のメール対応を誰かが兼任しているはずで、出来るだけ効率化したいところです。

例えば、次のように運用するとメール対応が効率化できます。

  • サイトA(会社案内サイトや求人用サイト)
    メールをGoogleWorkspace(独自ドメインにてGmail)で運用。
    クラウドでメールを管理することになるため、端末や場所を問わず運用が出来てとても便利です。
  • サイトB(ショッピングサイト)
    メールサーバで運用。
    一般的には一つの端末で管理することになるため、社内や店舗内に固定されてしまいます。

ウェブ担当者が外出時にA・B両方のサイト経由で届くメールを確認したくても、G-Suiteで管理しているAのメールだけチェックすることになり少し不便です。

そこで、Bで発行しているメールアドレスへ届くメールをAのメールアドレスへコピー転送することで、A・B共クラウドでチェックできメール運用が改善されます。

Bへ届くメールをAへ転送設定し、A(GoogleWorkspace)側では「他のメールアドレスを追加」をしてメールアドレスをエイリアスとして追加します。すると、Bへ届くメールもGoogleWorkspace(Gmail)で送受信できるようになります。
Bのメールサーバにもメールが残され端末へダウンロードすることも可能です。
単にメール転送するだけでなくGoogleWorkspaceと連携することでメールの運用の巾が広がります。

このように、単にメールサーバ経由でメール運用するだけでなくクラウドサービスと連携することもサーバ活用のひとつと言えます。

ホスティングマネージャの管理サーバ

ホスティングマネージャは、お客様ごとに適したスペックの共用サーバ・VPSサーバ・専用サーバをフルマネージドし弊社が管理運営いたします。ここでは、一般的にウェブサイト運用に用いられるレンタルサーバについて説明いたします。


共用レンタルサーバ

共用レンタルサーバは最近では低料金でも高スペックであることが多く、保守・運用管理はサーバ会社が行うため運用コストを抑えることができます。お得なサーバと言えますが、一台のサーバに収容しているサイト数が多く(複数の契約ユーザで共用)、一部のサイトによるサーバへの負荷が増大すると自社サイトが影響を受けることがあります。(root権限なし)

VPSサーバ

VPSサーバは共用サーバと同じで一台のサーバを複数のユーザで共用するのですが、各々の領域を仮想的に一台の専用サーバとして使えるように設定されるため他の領域のユーザの影響を受けないところが共用サーバとの違いです。同じVPS領域内のユーザの影響は受けるため保守管理が重要になります。比較的低価格で利用することができますが、仮想とは言え一台の専用サーバのようにroot権限があり自由に運用ができます。保守管理は専用サーバと同様に契約ユーザが行うため敷居が少し高くなります。(root権限あり)

専用サーバ

専用サーバは共用サーバやVPSサーバと違い一台のサーバを独占(占有)します。共用サーバと違い他のユーザの影響を受ける事はありません。root権限があり、OS・ミドルウェアの選択ができる自由度の高さのため運営者のポリシーに従ってカスタマイズできるメリットがあります。その分利用料金は比較的高くなります。保守・運用管理は契約ユーザが行うため敷居が高くなります。(root権限あり)

Vectorviewの管理者付きホスティングサービスとは・・・

  • 共用レンタルサーバはランニングコストを抑えることができるけど知識・スキル・ノウハウが無いので自社で管理できるか少し不安・・・
  • VPSサーバは低価格で仮想的に一台の専用サーバとして使えるけど兼任の担当者のスキルだけで管理できるか不安・・・
  • 専用サーバは自由度は高いけど専任の担当者がいないので諦めている・・・

のように、それぞれのサーバ運用において不安や負担が伴います。

ウェブサイト運営者様が不安や負担に感じておられるサーバ管理をマネージドするのが管理者付きホスティングサービスです。
現在、弊社契約の共用サーバ・VPSサーバ・専用サーバへ制作担当したウェブサイトを収容しマネージドしています。
共用サーバ・VPSサーバ・専用サーバのSSD容量を収容している複数のウェブサイトが共有します。
SSD容量の1社占有を希望される場合は占有できる共用サーバ・VPSサーバ・専用サーバをご案内いたします。

ホスティングマネージャーにてご提供するサーバはベクタービュー制作のCMSサイトを収容するサービスのため、自社で内製したサイトやベクタービュー以外の制作会社が制作したサイトを収容することができません。

ホスティングマネージャ(S)

CMSポテンシャルに最適! VPSマネージドサーバ

高スペックサーバ(VPSマネージドサーバ)を採用し、収容するサイト数を抑え安定を重視したサーバ運営を行っております。
サーバホスティング・ドメイン契約、FTP管理、PHP・OSのバージョン管理、CMS・データベース管理、メールアカウント管理、バックアップ、セキュリティチェックなどを一元管理します。

メールサーバはDKIM(送信)に対応し、送信するメールが「なりすましや改ざんされてないメール」であり作成者本人のみが作成可能な電子署名を付けて送信するため、セキュリティ対策がしっかりしている送信先へより確実に安全に届けることができます。

弊社がサイト制作・運営サポートを担当し、どのようなサイト運営をされているか把握しているため、サーバへの負荷がどの程度なのか常に監視・管理しております。

積極的に情報発信されるサイト、メール配信・会員管理されるサイトなど、継続的にも短期的にもサーバへ高負荷を与える場合は別サーバをご用意し、他のユーザ様のサイト運営に影響しないようコントロールしております。

ホスティングマネージャ(X)

CMSエクスプレス最適!ビジネス向け共用サーバ・仮想専用サーバ(フルマネージド)

各社の高スペック共用サーバ・仮想専用サーバを採用し、サーバホスティング・ドメイン契約、FTP管理、CMS・データベース管理、セキュリティチェックなどを一元管理する「管理者付きホスティングサービス」です。CMSエクスプレス・パッケージ内に含まれます。SSD300GBを複数の収容サイトと共有しマネージドします。1社単独で共有サーバを300GB占有ご希望の場合は別プランをご案内いたします。

ビジネス向け共用サーバでDKIM(送信ドメイン認証)に対応しているサービスがほとんど無いため、ビジネス向け共用サーバでメール運用に重点をおきたい場合ではGoogleWorkspace(Gmail)を推奨しております。

ウェブはWordPress専用サーバ、メールはGmailのように同じ独自ドメインを使ってウェブとメールを切り分ける運用が可能です。

Xserverビジネス DMARC対応
2024年1月9日 Xserverビジネスを含む全てのプランにおいてメール認証技術であるDMARCの設定を簡単に行える「DMARC設定」機能を追加しました。Gmailをはじめセキュリティ基準の高いメールサービスに対して、「メールの到達性の向上」と「なりすましメールの送信防止対策」として有効になります。

Xserverビジネス DKIM対応
2023年2月14日 Xserverビジネスを含む全てのプランにおいてDKIM(送信ドメイン認証)に対応したと一報が入りました。この時点でDKIM対応のビジネス向け共用メールサーバはエックスサーバー一択の様相です。2023年2月20日よりサービス名をホスティングマネージャ(X)へ変更致しました。

SPF・DKIM・DMARCへの対応が必須
Googleは2024年2月からアカウントに対してメールを送信する際の条件(認証)を強化すると発表。
Yahooも同様にメール送信者向けに2024年第一四半期から条件の変更を発表。
これにより、送信ドメイン認証(SPF、DKIM、DMARC)に対応し、メールマガジンではワンクリックで登録解除ができるリンクを記載することが必須になります。

ホスティングマネージャで管理している全てのドメインに対してSPF・DKIM・DMARCのDNSレコードを設定致しました。(2023-12-08)
2024年1月9日XserverにおいてDMARC設定機能が追加されたことで、それまでDMARCレコードの構文に従って書き出していたDNSのTXTレコードを簡単に取得することが可能になりました。

ベクタービューはXserverビジネスパートナー

自社内にサーバー管理者が在籍していて社内で運用できる場合、法人向け共用レンタルサーバーXserverBusinessを弊社経由でご契約が可能です。ベクタービューの制作・サポート・サーバ管理が付かず、貴社単独で共用サーバーをご利用いただけます。

Xserverビジネスはビジネスに特化した高品質なレンタルサーバーサービスです。国内シェアNo.1のエックスサーバーの運用実績 (230万サイト以上)で培った豊富なノウハウをベースにしているため安定したサーバー運用に取り組むことができます。

Webサイトの高速・安定化機能「Xアクセラレータ Ver.2」、読み込み速度の向上と高い耐障害性を兼ね備えた「オールNVMe RAID10構成」を採用したハイスペック環境がビジネスを強くサポートします。

2023年2月、Xserverビジネスを含む全てのプランにおいてDKIM(送信ドメイン認証)に対応。

貴社が内製またはベクタービュー以外の制作会社へ発注したウェブサイトを収容する共用サーバーをお探しの際にご検討ください。当サイト経由でXserverBusinessを申し込みされると特典をご用意しております。